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すべての女性の輝く未来をお手伝いしたい。

「女性の一生を応援する商品をつくりたい」女性の一生に寄り添い、女性のためのより良い商品づくりに取り組むシックスラボ株式会社様にお話を伺いました。

−■事務局:まず初めに御社の製品がどのような背景で開発されたのかお話しいただけますか。

−■石川奈穂子(以下、石川):今回出展予定のTUMUYUIというサプリメントのシリーズは東洋医学の五行論という考え方から導き出した五つの不調「女性特有のホルモンバランスの乱れ」「心・精神の乱れ」「体の巡りの乱れ」「免疫力の乱れ」「加齢よる身体機能の乱れ」に沿った形で6つの商品を展開しています。西洋医学と東洋医学は考え方が異なっていて、西洋医学の場合は何か不調があって受診・検査をする、数値的に悪いところが出た場合には病気とみなされますが基準値以内であれば病気ではありません。東洋医学では病気になる前の状態を「未病」というゾーンとして捉えています。実際に、なんとなく不調だけどまだ病気には至っていない未病の女性が非常に多いということがお客様の声や様々な一般調査の中でわかってきました。私達はこの未病の人たちにフォーカスを当てて、どうして不調が起きているのかを改善するために、東洋医学の五行論という考え方に辿り着きました。私達のお客様は大体が40代以上の女性の方で、40歳を過ぎた頃から不調がたくさん増えてくるというのがわかり、女性の一生の体の変化に寄り添って女性が輝く世界を作るっていうのをミッションにしている会社として、不調を抱えたまま日々を生活するつらさに寄り添い、皆様の不調を解決することで毎日が輝き、歳を重ねても生き生きと暮らせるお手伝いをしたいと考えたのが、開発の背景です。

−■事務局:ありがとうございます。では製品の特徴をお聞きできればと思います。

−■石川:今回のフェムテック東京では更年期・プレ更年期ゾーンに出展させていただきますので、五つの不調パターンの中から、特に女性ホルモンバランスの乱れによる不調についての商品「月のめぐみ」についてお話したいと思います。「月のめぐみ」は主成分に麹菌発酵大豆イソフラボンというものを配合しております。この麹菌発酵大豆イソフラボンは独自に開発された成分で体に吸収しやすく、なおかつ女性ホルモンの形と非常に似た形状をしているので、女性ホルモンバランスが乱れたことによる不調に対して補う働きを持っています。これを飲み続けていただくと、体内では作れないとされていたエクオールというものが作れる体に変化していくというエビデンスが、ハーバード大学の研究機関で実証されている成分になります。これだけではなく、女性ホルモンを支える体のバランスにアプローチできるように、高麗人参、クコの実、沙棘、ヘム鉄なども主成分レベルで高配合をして、女性ホルモンバランスの乱れと女性の体全体のバランスを整える製品として誕生しています。

−■事務局:本当に女性に嬉しいものがたくさん詰まってらっしゃいますね。

−■石川:五行論は、人間の体も自然界も全部バランスを取って一つの生命体が出来上がるという考え方なので、特別この成分だけ飲めばいいというものでもなく、体のバランスをきちんと整えていくという考え方でもあります。今お話をした「月のめぐみ」も体のバランスを整えていくことを大切に考えて、生薬ベースの成分や、スーパーフードの成分、自然界にある成分をミックスして作っています。他のラインナップもそれぞれが影響し合う構成の製品となっています。また、弊社では情報メディアも運営しています。女性の美と健康、女性の健康ライフスタイルに関する調査研究や研究情報を発信している「女性の一生 素敵学研究所」では、一般女性30〜60代ぐらいまでの方の定量調査を行っています。気象痛に関する調査やコロナ禍での若年層の健康意識の変化、あとは自分と相手の体臭が気になる許容範囲は何センチまでか、など。時期や流行に沿って問題点や課題に応じた調査をやっています。また、女性の美と健康を応援する情報を発信している「PURA VIDA(プーラヴィータ)」では更年期に対する対策や様々な不調に対する原因や今の自分の状態が理解できるような情報記事を掲載しています。私達は女性の一生に寄り添いサポートしていくために、社内のカスタマーサポートスタッフは全員サプリメントアドバイザーを取得しておりまして、中には健康管理士や漢方養生指導士などの資格を有している者も常勤しています。

−■事務局:先ほど少し触れられていた御社のミッションが、とても素敵だと思いました。そもそも会社を立ち上げようと思われたきっかけをお聞かせ願えますか。

−■石川:会社を立ち上げたのが43歳のとき、第2子を出産して2人の娘を育てていました。子育てを通して女性の健康や、生き生きと暮らしている姿は、子育てにおいても、家庭環境においても非常に重要だなと考えていました。お母さんが元気がない、イライラしている、やる気が出ない状態となると、子どももその姿を見て育ちます。お母さんという存在は太陽のようでないといけないと感じていました。もちろん結婚されてない方でも、ご両親からすれば娘であるし、子どもがいらっしゃらない方でも、奥様がイキイキしているとご主人も元気に生きていける、家族から始まり、職場から、地域、そして日本、世界という感じで大きく広がっていく、影響を与えているのは女性で、女性が生き生きと輝くことがすごく重要だと考えています。私自身が生きてきた中でもすごく感じたことなので、女性の一生を応援できる製品開発で皆さんの役に立てればという思いが強くて今の会社と業態をつくりました。

−■事務局:御社は全社員が女性とお聞きしたのですが、社員に向けた福利厚生の面ではどのような取り組みをされていますか。

−■石川:福利厚生として社内にサプリメントバーをつくりました。半年に1度の血液検査から自分の栄養状態とそこから足りないものを補い、自分の体がどのように変わっているかを、福利厚生と製品開発研究の一環として社員全員が自由に試せるようにしています。また、有給を1日単位ではなくて一時間単位で使える制度もつくりました。独身の方や出産間近の方、シングルマザーもいれば介護をしている方、様々な立場の方がいるので、子どもの参観日に行きたい、親の病院の送り迎えがある、などライフスタイルとワークスタイルのバランスをきちんととれる制度や管理が必要だと考えています。社内にはバーカウンターや体鍛えるためのリアルバイクを置いていたり、「女性が働きやすい職場」として取材いただいたりしています。これからも、女性が働きやすく、輝ける場を提供する職場を体現していきたいと考えています。

−■事務局:まさに本展のコンセプトを元々ずっと考えながら取り組んでいらっしゃいますね。最後にご出展への意気込みをお願いします。

−■石川:第1回目のフェムテック東京ということですが、弊社は設立丸15年目を迎える節目の年となります。設立当初からフェムテックという言葉にはなっていなかったものの活動としては、様々なことをやってきており、その集大成として今回フェムテック東京に出展をさせていただきます。女性が抱える病気ではない不調、何が原因で起こっているのかわからない不調を何とかして解決したいと思っています。まずは東洋医学の五行論を、お伝えする機会をつくり、尚且つその解決策まで導いていることを発信していける場所になればいいと思っています。私達が発信した現場での情報を、可能な限りメディア関係の方や興味を持っていただける企業様もぜひ一緒に、みんなで情報・知恵をシェアし合いながら広げていくことができれば嬉しいですね。

<お話伺った方>
シックスセンスラボ株式会社
代表取締役
石川奈穂子
<プロフィール>
1965年福岡県生まれ。大学を卒業後、株式会社リクルートに入社。2008年にシックスセンスラボ株式会社を設立し、女性のためのサプリメントの開発を開始。2015年、九州大学ビジネス・スクールの成長志向MBAプログラムを修了。

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