医療面でも美容面でも女性を支えていく。

子宮頸がんの自己検査キットや、元気で若々しくいられるNMNサプリメントなど、まずは女性たちを元気にすることで社会全体に貢献する!

コロナの自己検査キットでは大きなシェアを獲得しているICheck様、今後は女性のヘルスケアを支える製品、更に幅広く医療分野を支えていかれるということで今後の展望などお話を伺ってきました。


ー■事務局:会社を立ち上げた背景や想いをお聞かせ願えますか?
ー■金子 賢一 代表(以下、金子:) 
会社自体は2020年の12月に立ち上げました。ICheck株式会社を作る2年くらい前から「自己検査キット製品」の事業はプロジェクトベースでスタートさせていました。私自身も「好酸球性筋膜炎」という難病になってしまい、ステロイド治療薬を飲んでいまして、コロナ禍に重病化して死ぬかもしれないという不安がありました。そこで友人に検査キットをもらって自己検査しまして、すごくホッとした経緯があります。私の周りにも同じように不安を感じて自己検査で救われた方がいっぱいいましたので、こんなに社会のためになって、喜んでもらえて、事業も将来性もあることは他にないなと思い「自己検査キット製品」の開発を開始しました。おかげさまでコロナの自己検査キット市場ではICheckはかなり認知をされました。

ー■事務局:女性のヘルスケアという部分ではどういった取り組みをされてますか?
ー■金子:
 今後いろんな医療面の方向でも事業を考えています。癌だったり、アレルギーだったり、AGAなどの「自己検査キット」を開発し、自己検査のハードルを下げていくことで、早期発見や、病院へ行くまでのスクリーニングといった、医療や社会への貢献を行っていきたいと思っています。特に、病の中でも女性に多い子宮頸がんなどは、年間3000人以上の方が亡くなっているというデータもあるので、この子宮頸がんのキット製品は順次開発を進めています。

ー■事務局:子宮頸がんの検査キットについてもう少し詳しく教えていただけますか?
ー■金子:
 忙しい方や病院に行くのが不安な方でも簡単に検査キットを使って、自分で検査できる製品です。陽性が出たとしても、お近くのクリニックで薬をもらえるようご案内をしたり、適切な病院を紹介したりなど、早期に対処をしていただけるという仕組みです。私達が提供するのはスクリーニングの部分ですが、手軽に簡単に検査できる事は社会的意義も本当に大きいと思っています。

ー■事務局:本当にそうですね。女性向け製品は他にどんなものがありますか?
ー■金子:
 NMNサプリメントの「リターナー」です。病気になる元は何かという時に「老化」が挙げられます。私も年齢と共に健康面なども気にするようになってきました。常に若く元気にいられる製品は、憧れの商品じゃないですか。そういうちゃんとしたものを作りたかったんです。女性の健康や若さ、元気さを保つ事は、もちろん男性にとっても嬉しい事ですので。
商売的には女性で流行るものは男性でも流行るので、社会に貢献もできて、三方よしと思っています。

ー■事務局:「MNM」とはどのような成分なのでしょうか?
ー■金子:
 「MNM」は美容では「ヒト幹細胞」と並ぶくらい注目されている成分ですが、元々人間は「サーチュイン遺伝子」というものを持っているんです。それが年齢と共に減っていって老化が促進されてしまうのですが、「MNM」を体内に取り入れることで「NAD」という物質に変わって、この「NAD」が増えることで「サーチュイン遺伝子」を増やす事ができると言われています。 すでにマウスの実験では目を見張るくらいの結果が出ていて、慶應大学でも500mgまでは安全と論文で発表されています。ただ、価格が1ヶ月30万のようなものがあったりと、高いんですよね。ICheckの「リターナー」は価格も考慮しつつ、たくさん成分を含ませて、さらに他の栄養素も併合したものを作っていますので、1万5000円くらいでの販売を考えています。ちなみに、「リターナー」と言う製品名は、リターンする、若返りの意味が込められています。販売は4月予定です。

ー■事務局:今後の事業展開などはどのように考えられていますか?
ー■金子:
 オンライン診療や薬の宅配など、4月から法律が改正されていて、当社でも検査センター設置など、実際に設備投資も行っています。サブスクリプションでこれらをワンストップで受けられるサービスを見据えています。

ー■事務局:今回のFemtech tokyoご出展について、意気込みをお聞かせください。
ー■金子:
 私たちはtoBにももちろん知っていただきたいと思っておりますが、一般(toC)の方にも幅広く見ていだだけたらなと思っています。展示会では製品を並べてブースでお待ちしておりますので、ぜひ多くの皆さんに弊社の製品を知っていただきたいと思います。

<お話伺った方>
ICheck 株式会社
代表取締役 金子賢一
<プロフィール>
2011年ロキ・コンサルティング株式会社を設立。
経営コンサルティングを中心に、太陽光事業、ブロックチェーン、AI、IoT事業など様々な事業のコンサルティングに携わる。主に医療法人やベンチャー企業の資本政策、戦略の策定及び支援、新規事業立ち上げに関するコンサルティングなどを企業向けに提供している。
2020年から新型コロナウイルス感染症撲滅に向けて、ICheckプロジェクトによる疫学調査を行い、そのデータを元に「国内初の治療薬開発」へと繋げていく活動を「ICheck疫学調査コンソーシアム」として発足し、行政及び医療機関と共に支援活動に力を入れている。

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